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養子基礎知識

養子縁組と里親制度を比較して自分に合ったベストな選択を見つける方法!

養子縁組のしくみって複雑でむずかしいですよね。できるだけ簡単に説明したいと思います。

養子縁組とは?

血縁関係とは無関係に親子関係を結ぶことです。「普通」養子縁組と「特別」養子縁組の2種類があります。

「普通」養子縁組とは?

古くから日本で行われている養子縁組の形で、跡取りのいない家庭が家系の存続のために親族や知人から子供をもらいます。特別養子縁組と比較する形でこう呼ばれるようになりました。

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「特別」養子縁組とは?

何らかの理由で生みの親が育てられない子どもの ために、生みの親との法的な親子関係を解消し、養親(育ての親)との新たな親子関係を始める制度です。

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里親制度とは?

「養子に出すのは未練があるが、しばらくは育てられない」そういう方のために里親制度と呼ばれる方法があります。養子に出すのではなく、子供を育ての親に預けるという感覚です。

親権・親子関係ともに生みの親の方に残ります。

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普通養子縁組 VS 特別養子縁組 VS 里親制度

それぞれのメリット・デメリットを比較します。

普通養子縁組

「生みの親」の立場

  • メリット:子供と自分の親子関係は残る
  • メリット:子供が6歳以上でも養子に出せる
  • デメリット:親権は「育ての親」のものになる

「育ての親」の立場

  • メリット:親権は自分が持てる
  • メリット:自分が独身、高齢でも養子をもらえる
  • デメリット:子供と「生みの親」との親子関係が残る
  • デメリット:子供の戸籍に「養子」との表示が残る

特別養子縁組

「生みの親」の立場

  • メリット:完全に子供との戸籍上の関わりはなくなるため、子供がいたことの痕跡を消せるので新しい人生を始められる(※人によっては子供との繋がりが消えることがデメリットにもなりうる)
  • デメリット:子供が6歳以上だと養子に出せない

「育ての親」の立場

  • メリット:戸籍上、完全に自分の子供になる
  • メリット:特別養子縁組は競争率が高く、養子をもらう競争率が高い
  • デメリット:結婚していて少なくとも片方が25歳以上で良好な家庭環境でないと養子をもらえない

里親制度

「生みの親」の立場

  • メリット:親権・親子関係ともに自分に残る
  • メリット:将来的にはまた子供と一緒に暮らせる

「育ての親」の立場

  • メリット:国・自治体からの補助金が毎月支給(7万円〜)される
  • デメリット:親権・親子関係ともに自分はもらえない
  • デメリット:いつか子供と離れる時がくる

まとめ

特別養子縁組 > 普通養子縁組 > 里親制度

の順に「育ての親」の権力が強くなります。その代わり、育ての親に求められる条件も厳しくなってきますので、ご注意ください。