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養子基礎知識

養子をもらう・里親になるための条件は?独身でもOK?

自分に養子をもらう資格があるのか確認する方法について調べてみました。皆さんもぜひチェックしてみてください。

養子をもらう・里親になる条件

特別養子縁組

  • 【必須】配偶者がおり、夫婦共同で子育てができること(民法817の3)
  • 【必須】成人(満20歳以上)で片方は25歳以上であること(民法817の4)

団体によっては、専業主婦必須としている所もあるようですが、だいぶ意識改革が進み、共働きOKになっているようです。

普通養子縁組

  • 【必須】成人(満20歳以上)であること(民法792条)

基本的には、成人であることだけが条件で、独身でも夫婦でも可能です。

里親

  • 【必須】経済的に困窮していないこと
  • 【必須】養育里親研修を修了したこと
  • 【推奨】家族の理解や協力があること

独身の場合はさらに細かく、里親にふさわしいか確認されます。

知識や経験を有する等子どもを適切に養育できると認められる者は認定して差し支えないが、養育する経済的な保証や養育を支援する環境等があるかなど確認する。

出展:里親委託ガイドライン

モデルケース

まだ実感がわかないと思いますので、ここからはモデルケースで説明していきます。

40歳 独身女性

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40歳独身女性の場合、独身のため、特別養子縁組はNG、普通養子縁組・里親は状況次第でOKです。生活に困窮しておらず、健康で、養育に関する知識を持っていると認められればOKです。管轄の都道府県によってはルールが異なるので場合によってはもっと厳しい場合もあります。

例えば東京都では居室が2室10畳以上、25歳以上65歳未満などの条件もつけています。

30歳夫・22歳妻 共働き夫婦

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30歳夫、22歳妻の夫婦の場合、いずれの選択肢も取ることができます。共働きの夫婦でも、特別養子縁組制度は利用できます。ただし、今でも養子縁組の団体によっては条件に”専業主婦”を掲げている所もありますので、民間のあっせん業者に頼む場合は、条件を確認しておきましょう。

28歳男性・22歳男性 同性カップル

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普通養子縁組、里親共にOKです。ただし、施設に仲介してもらって、子供を預かるケースの場合、嫌煙される可能性はありますので、LGBTの里親受け入れ経験のある団体に相談するのが確実でしょう。実際、2017年4月に全国で初めて大阪市が同性カップルを里親認定したという記事があがっていましたので、2016年以前は前例がなかったことになります。

mainichi.jp

まとめ

特別養子縁組以外は独身の方や同性同士のカップルでも子供を預かることができるようです。ただし、独身や同性カップルでは、子供のことを考えて、より厳しく審査される傾向はあるようですね。

厚生労働省も2017年に今後5年間で特別養子縁組の件数を倍増させると言っているので、条件は緩和されていく方向にあると思います。今後に期待しましょう!